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フリーランス美容師になったきっかけ

フリーランス美容師になったきっかけ

わたくし、江藤が”フリーランス美容師”になったきっかけ・・・

 

長い話しになりますがご了承下さい(*´∇`*)

 

なぜフリーランスになったか?

 

僕が美容師として働いてきてた経験からサロンを出店するなら、

 

そのサロンが、ご来店下さるお客様、働くスタッフ、自分、そしてその周りにいる家族や仲間、みんなに幸せを与えられるサロンでなくてはならないと思っているからです。

 

当たり前だと思うかもしれませんが、それほど今の美容業界は成熟しきってしまい衰退していて難しいと言わざるおえません。

 

もちろん、そのようなサロンを築き上げているオーナー様もいらっしゃるのでとても尊敬しております。

 

しかし、残念ながら自分にはその技量も器も無いと思っています。

 

だからこそ、フリーランス美容師として、これからの美容業界を生きていこうと考えているのですが・・・

 

この話しはお酒でも飲みながら長々と話してしまうほどなので、少し長くなってしまいますがお付き合い下さいませ笑

 

まずは、今の美容業界についてお話しさせて頂きますね。

現在の美容業界は?

現在の美容業界は、

 

・カリスマ美容師ブームにより美容師増加

・美容師が続々と独立し美容室増加

・少子高齢化による人口激減

・価格競争により価格破壊勃発

 

という状態になってしまっています。

 

どの業界も似たような状態ですよね

 

簡単に流れを言うと、

カリスマ美容師ブームにより美容師が増え

その美容師が続々と独立し店舗が増え

同時に少子高齢化による人口減少により

美容師もお客様の人数も激減してしまっている

という感じです。

・カリスマ美容師ブームにより美容師増加

これが一番の問題といわれています。

 

1999年から2002年頃にテレビや雑誌でカリスマ美容師ブームが巻き起こりました。

 

これにより、美容師を目指す人が増えることになります。

 

まだ店舗数は今ほど多くはないので就職倍率がとても高い状態になります。

 

当時は就職倍率が20倍や30倍の高さのサロンがざらにありました。

 

僕がHAIR DIMENSIONに入社したのは2001年なのでカリスマ美容師ブーム終わり頃でしたが、

 

その頃でも20倍の倍率でした。

 

よく採用されたな〜笑

 

当時は、どのサロンもお客様がたくさんいらっしゃるので、

 

1日当たり、1名のスタイリストに、

お客様(10名~30名)>アシスタント(3名~5名)>スタイリスト(1名)

 

という状態でした。

・美容師が続々と独立し美容室増加

そして2011年頃からカリスマブームを経験したスタイリストが力を付けはじめ、

 

自分が担当しているお客様、教えているアシスタントを引き連れて続々と独立出店するようになります。

 

ここから出店ラッシュの始まりです。

 

元働いていたサロンとは喧嘩別れ状態になってしまった方も多かったでしょうね・・・

 

2017年、美容室の店舗数は23万店舗あります。

 

コンビニの店舗数の約8倍、信号機の設置数19万台よりも多い・・・

 

今も年間で2400件もの新店舗が出店されています。

 

これにより、スタイリスト、アシスタントが様々な店舗に分散する事になり、

 

1日当たり、1名のスタイリストに、
お客様(10名~30名)>アシスタント(0名~3名)>スタイリスト(1名)

 

とアシスタントの人数が足りなくなる様になります。

 

そうなるとお客様に待ち時間などの負担を与えてしまったりアシスタントは仕事の負荷が増え辞めていく。

 

という状態になり、顧客満足度も従業員満足度も低下するようになっていきます。

・少子高齢化による人口激減

さらに少子高齢化により美容師になる人数、お客様の人数は減少します。

 

その結果、

 

・お客様は来てくれてるのに美容師が足りない

・美容師はいるけどお客様が来ない

という状態になってしまいます。

 

1日当たり、1名のスタイリストに、
お客様(0名~20名)>アシスタント(0名~2名)>スタイリスト(1名)

 

という状態になっています。

 

お客様、アシスタントが足りない状態になってしまい、集客と求人に苦労する時代突入です。

 

カリスマブーム時は就職倍率が20倍、30倍だったのに対して、

 

今は一人の美容師に対して4店舗が求人をかけるほど美容師が足りない状態になっています。

・価格競争により価格破壊勃発

そして、集客は価格破壊が起きます。

 

低価格サロンが続々と出店し始める事も合わせ、

全国の平均単価は2011~2014年の4年間で10%ほど下がり続け約800円の減になっています。

 

2017年は少し増したようですが・・・

 

これからも出店ラッシュや低価格サロンが増える限り平均単価は下がるのではないでしょうか?

 

国が最低価格、出店規制をしてくれればいいのですがそうもいきませんよね笑

・現在の美容業界

このような状態のでは、

・オーナーがいて

・店長がいて

・スタイリストがいて

・アシスタントがいて

という形態を作ることが難しくなってきます。

 

ちなみに僕の働いている原宿、表参道エリアは、
美容室の店舗数全国NO1です!!
とても刺激になりますが、最もシビアなエリアになります。

 

このエリアでは、30〜40代オーバーの美容師さんは、カリスマブームなど、まだ美容室市場が拡がる前を経験しているのでたくさんのお客様がいらっしゃるのですが、

 

市場が拡がり過ぎてしまった今スタイリストになるような若手スタイリストは、なかなかご新規のお客様を獲得するのは大変な事ですし、そのお客様にまた来てもらえる様には、周りの美容師さんより高いスキルを身に付けていないといけない。

 

スタイリストになる20代前半中盤の美容師さんは経験値もまだ少なく、よっぽど光輝く物を持っていないとなかなかお客様が増えていかないんです・・・

 

そしてその結果、美容室の中でお客様のいるスタイリスト、いないスタイリストの格差が出来てしまい、

 

1日当たり、1名のスタイリストに、
お客様(0名~10名)>アシスタント(0名~2名)+スタイリスト>スタイリスト(1名)

 

せっかくスタイリストになったのに、いつまでもアシスタント業務をするしかないという悲しい美容師さんが増えてしまうんです。

 

そしてこの美容師は、30歳を手前に人生を考えだしサロンを退社。

たくさんお客様がご来店される低価格サロンで働くという流れが出来てしまっています。

 

なんかこの流れ、幸せだと思わないんです。

 

決して低価格サロンがダメと言っているのではありません。

 

低価格というのはお客様のご要望でとても求められる事だと思うのでそれをご提供できるのはすごい事だと思っています。

 

しかし、低価格という事は、その分、施術時間をより短くして、お客様をたくさん担当しなくてはならない。

 

これってとっても大変な事です。

 

ある程度以上の経験している美容師だからこそ出来ることです。

 

よりたくさんのお客様を担当する為には、的確なカウンセリングが出来なくてはダメだし、自分の身体に負担のない切り方もしなくてはなりません。

 

そして、短い時間を提供するために的確なカットもする。

 

これってどのサロンでも言われてきている事だけど、低価格サロンではより必要になってくるスキルだと思います。

 

これが出来ないと、腱鞘炎や腰など痛めて美容師を続けられなくなるし、

 

カットを妥協して終わらせてしまうことになる・・・

 

きっと若い美容師がこんな経験をしていたら、たくさん来て頂けるお客様を担当していくうちに、

 

お客様が物という感覚になり、担当するという事がこなすという感覚になる。

 

こんな気持ちでやってたら美容師をしている事がつまらなくなりませんか・・・

 

若くして低価格サロンで働くと大半の人がこうなってしまうと思います。

 

なのである程度以上の経験した美容師さんだからこそ成り立つ美容師像だと思っています。

 

まだ経験の少ない美容師さんは、もう少し単価を高くしてでも、その分しっかりとお客様と向き合える環境で技術を提供したほうがお客様も美容師側も幸せだと思います。

 

それに、その方が楽しいですよね。

 

単価が高い=すごい

単価が低い=安売り

 

では決してありません。

 

単価=お客様に満足してもらう

 

という事ですので、お客様に満足して頂ける事が大切だと思います。

・フリーランス美容師になったきっかけ

今はサロンに守られているのではなく、

自分に責任を持たないといけない時代です。

 

守られているから出来ない事だってたくさんあります。

 

自分がどの様な美容師なのか?

どんなサービスを提供出来るのか?

 

それをSNSなどで発信出来るし、続ければ新規集客だって出来る。

 

ホットペッパーなどのビューティーサイトが主流でサロン単位でしか掲載出来ない物が多かったのですが、

 

SNSでの集客や徐々に個人でも掲載できるビューティサイトも出来ています。

 

これからそういった個人向けの媒体がもっと増えてくるだろうと言われています。

 

従来のサロンは、

オーナー→店長→スタイリスト→アシストといった縦社会で支え合わないといけないのですが、

 

やる人、やらない人、

結果に出る人、出ない人

が必ずいます。

 

その中で支え合っています。

 

やりたいと思う事もサロンの方針に合わなければできない。

 

しかし、フリーランス美容師は、皆が自分に責任を持ち、行動しないと誰も助けてくれません。

 

やる人でなくてはならないし、

結果に出す人でないといけないんです。

 

だからこそ新規集客やお客様にまたきてもらう為を真剣に考えます。

 

それをすぐに行動する事も出来ます。

 

僕はこれからの美容業界はこちらの方がいいと思っています。

 

古い考えかも知れませんが、

本来の美容師=職人という姿に戻らなければいけないのではないでしょうか?

 

教えてもらうのが当たり前、集客してくれるのが当たり前。またお客様が来てくれるのが当たり前ではない。

 

学びたければ自分で行動しなければならない、

集客したいのであれば自分で発信しなければならない、

お客様にまた来て頂きたいのであれば満足させなければならない、

 

この当たり前の事を真剣に考え行動できる美容師がこれからも必要とされる美容師なのではないでしょうか。

 

そして、

その美容師が繋がりあって一つのサロンではなく、一つのチームとしてお互い共存し合えたら、

 

お客様も幸せ、自分達も幸せ、その周りの家族も幸せになると思っています。

 

なので僕はフリーランス美容師の道を選びました。

 

そんな思いの美容師がたくさん増えてくれればいいなと心から願っています。

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